貯金箱のはじまり

テサウロス 貯金箱は、ヨーロッパでの教会に置かれた貴金属を入れる「献金箱」がルーツで、
世界最古の貨幣が紀元前7世紀ですから、それより前の時代ということです。
貨幣を入れる貯金箱としては、アテネやオリンピア遺跡からは紀元前300年頃の
テサウロス(Thesauros)と呼ばれる粘土製の宝物寺院型貯金箱が発見されています。
これは、トレザー(Tresor 金庫)という言葉の語源になったそうです。

アジアで最初の貯金箱は、今から2100年前の中国の「貯貝器」だと考えられています。
この貯金箱は、青銅製で円形筒型。当時の通貨「子安貝」を蓄えていました。
いまでも財貨に関する漢字に「貝」という字がつくのは、このことに由来しています。

せんべい壺 日本の貯金箱は、縄文時代の末頃の「甕(カメ)」が元祖だと考えられています。
貯金箱として利用されたのは室町時代に伊賀で焼かれた「せんべい壺」が最初で
この壺は銭が詰まって出土するので
「せんべい」とは「銭瓶」の意味でだとされ、
具体的に名づけられた貯金箱の祖先だといわれています。

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