世界の貯金箱の特徴

美術工芸品の貯金箱

美術工芸貯金箱 欧州の貯金箱には、貯金箱として利用するよりも、陶磁器の名品として、 または美術品として、金銀細工の優れた工芸品として保存されたものもある。

デルフト焼、マイセン焼など、芸術的に作られたもののみが受け継がれ その他、一般的な貯金箱は偶然に保存されていたに過ぎないとさえ思えます。

ジョッキ型貯金箱 16世紀から18世紀初めまでのシリンダー型の貯金箱は、 通常は無地ですが、真鍮・ブロンズの美しく綿密に細工されたものもあった。

ドイツやオーストリアで普及したと思われるジョッキ型貯金箱は、 彫金師の優れた錬鉄作業による細工のものが多く銀製のものもある。


欧米のアンティークな貯金箱

世界の貯金箱のコレクションの大部分を占めるのが
欧米の19世紀の貯金箱だそうです。

この時代は、節約することが美徳であり
そのため、貯金箱もたくさんの種類が作られたためでしょう。

その当時は、鉄・真鍮(しんちゅう)・錫(すず)・鉛などが豊富で容易に手に入ったことから、
手工業者の手作りで数多く作られたのは、金属工芸品の貯金箱だったそうです。

アヒル それらの貯金箱は、動物・人形・乗り物など
子どもの玩具を兼ねたものから、技術的にも優れた 細工の施された様々であったようです。

これらは、アメリカのカラクリ貯金箱(メカニカル・バンク)
に対してスティル・バンクもしくは、ペニーバンクと呼ばれます。


19世紀アメリカのからくり貯金箱

スロットマシン 19世紀後期にアメリカで登場した貯金箱が、鉄製のバネ仕掛けの貯金箱、からくり貯金箱(メカニカル・バンク)です。

玩具メーカーがおもちゃを貯金箱に出来ないかと考えた末に、子どもたちに夢を与えようとした奇抜な思いつきから生まれました。

子どものための貯金箱でしたが、当時の大人たちに爆発的収集の対象となってしまったそうです。

現代のカラクリ貯金箱の原点になた貯金箱です。


キャラクター貯金箱

「遊びの中から子どもたちに貯蓄の習慣を自覚させる目的で
漫画の主人公やテレビアニメのキャラクター貯金箱が登場したそうです。

欧米では「カエルの王様」不思議の国のアリスの「ハンプティ・ダンプティ」や「ピノキオ」などの童話の世界の貯金箱が登場。

欧州のグロテスク玩具「ゴーリウォッグ」の金属製スティル・バンク。「トムとジェリー」や映画の「ET」も貯金箱になっています。「ポパイ」や「ミッキーマウス」などの貯金箱もあります。

欧米のキャラクター

日本のキャラクター 日本でも昭和初期には
アメリカ漫画のフェリックスをヒントにした「のらくろ」
戦後は手塚治虫の「鉄腕アトム」そして「ウルトラマン」「ドラえもん」と子どもたちの夢を叶えてくれるヒーローやヒロインが数多く登場しています。

貯金箱も時代を反映する形で様々な種類のものがあります。